何をしても楽しくない。
楽しいことが見つからない。
そもそも楽しいことがない。
人によってさまざまだと思いますが、ふとそんな風に感じることってありませんか?
そんな停滞したような気持ちになった時の対処法をご紹介します。
楽しくない時、ちょっと立ち止まって、自分について考えてみてください。
楽しさの種を蒔くのは自分
何となく楽しくないと感じるような時は、注意が必要かもしれません。
楽しさについても同じであって、今が楽しくないのは、ずっと以前に、楽しさの種を蒔かなかったせいだ。楽しさを育てなかった、その結果が今なのだ。(中略)楽しさは、魔法の杖を振って、ぽんと出せるものではないのである。
引用:森博嗣『自分探しと楽しさについて』集英社
自分の怠け心に、思わずドキリとしてしまいました。
何も蒔いていなければ、何も実るわけがないのです。
まさに、原因と結果です。
楽しさを考えることは自分を考えること
楽しさを感じないのは、自分で考えることや行動することを怠ってきた結果です。
楽しさは簡単に手に入るものだと思っていたからこそ、核心を突いた言葉にドキリとしてしまったのでしょう。
自分がどんなことに楽しさを感じるのか、どんなことをしていると楽しいと思えるのかは、自分自身にしかわからないものです。
当たり前ですが、自分で考えるということをしていなければ、自分にとっての楽しさは、わかるはずもありません。
そのことは、そのまま自分がどんな人間なのかを考えるということにつながります。
普段きちんと自分で考えるということをしていないからこそ、こんな当たり前のことにも気づかなかったのです。
今まで楽しさの種を蒔くことができなかったのは、自分自身がどんな人間なのかがはっきりしていなかったから。
そもそもそんな状態では、どんな種を蒔いたらいいのかもわかりませんし、育むこともできないですね。
でも、これは、考えて行動していけば、少しずつ状況を変えていけるということです。
自分次第で変えられるのであれば、変えていくしかありません!
まとめ
今、自分が楽しさを感じないのは、楽しさの種を蒔く努力を今までしてこなかったからです。
そもそも、自分が何に対して楽しさを感じるのかという自分自身のことがわかっていなければ、自分の楽しさについてもわからないもの。
楽しさは与えられるものではなく、自分で考え、行動するというアクションがない限り、得ることはできません。
何よりも、自分次第で状況は変えていけるという点は忘れずにいたいですね。
どうしても棚ぼたを期待してしまう自分が……。
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