生きていると思い通りにならないことが、いろいろとあるものです。
仕事のこと、人間関係のこと、将来のことなど、考え出すときりがありません。
誰しも「こんなはずじゃなかった」と感じてしまうような時ってありますよね?
そんな思い通りにいかない時に、自分にかけたい言葉をご紹介します。
思った通りが、本当にベストかどうかはわかりませんよ。
予定通りにいくことが幸せとは限らない
人生に疲れてしまった時など、どうしてもネガティブに人生を考えてしまいがちです。
立ててあった人生の計画が予定通りにいくことが、幸福とは限らないでしょう。思い込みに縛られることはないのです。
引用:玄侑宗久『流れにまかせて生きる 変化に応じる「観音力」の磨き方』PHP研究所
忙しい生活の中だと、いつの間にか視野が狭くなっているものです。
その計画がいいと決めたのは、誰でしょうか?
そう自分です。
そもそもその計画がいいとする、根拠はどこにあるのでしょうか?
じっくり考えてみる必要がありそうです。
思い込みに縛られない
人生において、計画や目標を立てて、それを予定通りに進めていくことは、社会の中で生きていれば当たり前のことです。
計画や目標を設定するのはいいけれど、一方で、それは自分という小さく限られた範囲で考えたことにすぎないと、忘れずにいることが大切ですね。
まして、予定通りに進んでいくことが自分の幸せにつながるのかどうかは、本来はわかる性質のものではありません。
自分の思い込みを忘れて生活していると、理想や計画の自分と今の自分とを比べて、つい一喜一憂してしまいます。
遠回りに見えるようなことでも、遠回りしたことで見える景色があり、そのことで幸せを感じるかもしれません。
そもそも未来のことは誰にもわからない以上、計画通りに進むことが素晴らしいことだと考えてしまうのは、傲慢なことなのかもしれないと思えるのです。
まとめ
社会の中で生きていると、計画や目標を立てて、その計画を予定通りに進めていくことがいいことだと感じてしまいがちです。
でも、思った通り、計画通りに進んでいくことが、自分の幸せにつながるかどうかはわからないものです。
もしかしたら、遠回りをしたことで幸せを感じるかもしれず、そんな自分の思い込みに縛られた状態を認識することこそが大切ですね。
未来のことは誰にもわからない以上、あまり自分というものにこだわらず、自分の頭で考えすぎないようにすることが、人生の流れにのる秘訣なのかもしれません。
自分、自分、と自分にこだわりすぎている私の人生が、どうりで流れていかないわけで。
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