たくさんのことに興味があって実際に趣味も多かったりするけど、何となく気が引けてしまう、そんな気持ちを感じたことはありませんか?
いろいろなことに向かう自分の旺盛な好奇心を、自身のキャリアとどのように結びつければいいのか、その考え方をご紹介します。
幅広いジャンルに興味を持ち、そのことを面白がれる感性こそが、あなたにとって何よりの武器です!
多趣味なことが武器
そもそも多趣味であること自体が、旺盛な好奇心を端的にあらわしています。
好奇心は持とうと思って持てるものではなく、ほかの人から強制されて興味を持つことはできません。まわりの人や環境がきっかけで、思いもよらなかったことに関心を抱くことはあるかもしれませんが、それも自分の内面から自然と湧きあがってくるものです。
趣味の数が多いことそのものが「その人らしさ」や「才能」だとも言えるかもしれません。「好奇心が強い」だけで済ませてしまうには、あまりにももったいない話です。
趣味を通した幅広い分野へのチャレンジや、多くのことに興味を持つがゆえに転職回数が多かったとしても、今までの自分の経歴の中にはたくさんの強みが隠されています。
ひとつの道をまっすぐに歩んで究める人もいれば、さまざまな道を歩む人もいて、その歩み方は人それぞれあっていいと思います。
たくさんの道を歩いてきたからこそ見える景色があるはずです。自分にしか歩むことができなかった道は、自分らしさが一番にじみ出ているでしょう。
幅広いジャンルを自分の中で統合している
趣味が多く、幅広くチャレンジしたり、好奇心が旺盛なゆえに転職回数が多いということは、それだけたくさんの経験を持っているということです。
ひとつの趣味に打ち込むタイプの人よりも多趣味の人の方がいいということではありません。経験の数も大切ですが、その質も同じように重要だからです。ですが、ひとつの道をじっくりと歩むタイプの人に比べて、経験のバリエーションは多様だとは言えそうです。これは、さまざまな分野にまたがる経験を、自分の中で統合しているということでもあります。
多くのジャンルのことを知っていて、そのことに関する知識や具体的なスキルを備えていることは、幅広い経験を偏見なくとらえて物事を多面的に見ることができるという、とても貴重な強みです。
そのようなものこそ、まさに経験値と呼ぶにふさわしいものです。自分自身の中でしっかり棚卸をして、武器として積極的に活かしていくべきでしょう。
経験はどんなに手に入れたくても経験した人にしか手に入らないもので、譲ったりできないその人固有のものです。自分の経験は、つい「こんな経験誰でもしてる」などと過小評価してしまいがちですが、その本当の価値に気づいていないのは、実は自分自身の可能性もあります。
自分の中で統合されているたくさんの経験を再確認して、ひとつひとつの経験、幅広い分野にまたがる知識、具体的なスキルなどを箇条書きにしてみれば、思っていた以上に多くの経験で身を固めた、頼もしい自分が姿をあらわすでしょう。
たくさんの武器(選択)を持った自分に気づく
意外と頼もしい自分に気づくことができたら、こちらのものです。
多くの趣味やたくさんの分野で働いたことなど自分が経験してきたことは、経験そのものが自分の武器になります。
武器が多いというのは、選択が多いということにほかなりません。ひとつの選択しか持っていない人と複数の選択を持っている人では、行動の幅が違ってくることはあきらかでしょう。
せっかく経験してきたことを無駄にしないためにも、ひとつひとつの武器を再確認してその価値に気づいていけば、これから先の展開も違ってくると思います。
どんな経験の組み合わせが最も強力なのかは、それを経験してきた自分にしかわかりません。また、その組み合わせもひとつだけとは限らないでしょう。
「こんな知識くらいでは」とか「これくらいのことは誰でもできる」なんて勝手に判断したりしないで、可能な限り自分のできることを考えてみるのも、自分の強みに気づくという大切な経験となります。
まとめ
多くの趣味やさまざまな分野で働いた経験、転職回数などを自分の武器にしていく考え方です。
自分が感じている以上に、さまざまな分野で培ってきた知識やスキルは活かせるものがあります。
ひとつひとつの経験を丁寧に紐解きながら、自分に新たな価値を見出してください!
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