夢を諦めることを諦めるべき理由

澄みわたる青空、あきらかに見る 夢を実現する!

諦めることは簡単です。

今、この瞬間に諦めるだけですから(笑)。

でも、簡単なことって、いつでもできることなんです。しかも、諦めることは、場所すらも問いません。

だったら、あえて今である必要もないですよね。

諦めることを、諦めてみる。

それでは、いろいろある「諦める」ことを、あえて「諦めることを諦める」ことによって、今決めずに、もう少しだけ先延ばしにして考えてみる理由をご紹介します。

いつでもできることは、今やらなくてもいいですよ!

夢を諦めることを諦める

自分の抱いている夢や願望、何度も諦めそうになるものです。

最初はどんなことも敬遠しないで挑んでやろうと思っていたのに、うまくいかないことが重なってくると、だんだん打ちのめされてきます。

強気な自分と思っていても、意外と繊細。じわじわ効いてくるものです。

諦めたくないけど、諦めたい。

でも、そんな時こそ深呼吸をして、少し待ってくださいね。

いつでも、どこでもできることだったとしたら、それは今でなくてもいいのではないですか?

それはまるで、緊急性も重要度も低くていつやってもいい仕事を、忙しい中わざわざ前倒して今日やってしまうようなものです。

社会の中では、今、何をすべきかというのはとても重要な点で、さまざまな場面で「それを今やる?」という何か含みのある言い回しを、幾度となく聞いてきた身です。

おかげさまで、最近はだいぶ物事の優先順位のつけ方がうまくなりました(笑)。

今はいったん夢を諦めることを諦めて、別のことを片づけてしまいましょう。

時間が経ったら、気持ちも変化して、優先順位も変わっているかもしれませんよ!

自分を諦めることを諦める

欠点や悪いところばかり目について、「ダメな自分」を感じてしまう場面は、たくさんあります。

そんな自分に対して思わず「こんな自分なんて」と諦めてしまいたいことも、たびたびです。

夢や目標を諦めてしまうのが、自分しかいないように、自分自身を諦めてしまうのも、自分しかいません。

「諦める」という言葉からは、プラスのニュアンスよりも、多くの人はマイナスのイメージを感じるのではないでしょうか。もしかしたら、考え抜いた末に、夢や目標なども、結果として諦めなければならないこともあるかもしれません。

では、自分に関してはどうでしょうか?

自分が自分に期待してあげなければ、だれが期待してくれるのでしょう?

何か特別に高い目標を自分に設定するとか、こんな理想の自分として必ず自己実現しなければならないといった強迫的な感情ではなく、自分が在るということを自然に受け入れるような態度は、自分自身に対してどんな時でも忘れたくないものです。

そういう意味では、自分を諦めることも、諦めておく方がよさそうですね。

諦めるは「あきらかに見る」こと

「諦める」とは「あきらかに見る」という意味もあります。

このことを踏まえると、急に「諦める」という言葉も今までとは違った色彩を帯びはじめてくるので、不思議なものです。

「あきらかに見る」ということになってくると、自分という小さな範疇であれこれと判断して、簡単に諦められるようなものではなくなってきます。

例えば、「諦めたってことは、あきらかに見たんですか?」と問われた時に、「はい。あきらかに見ました」と何のためらいもなく返答することは、なかなかできるものではありません。そこには、充分に熟考して結論を出し、自他ともに納得できる理由でなければ、簡単に答えられないような雰囲気があります。

思っている以上に、この「諦める」という言葉は、そう簡単には使えない言葉だという気がしてきました。

そもそも、いろいろな物事を「あきらかに見る」ほどの洞察力や静まった心で判断できるような人でなければ、本当に諦めることはできないのかもしれません。

まして、心が動揺していたり、感情が安定していない時の判断では、「あきらかに見る」ことは難しいことでしょう。

むしろ、そんな状態での判断は、保留にしておいた方がよさそうです。

まとめ

夢を諦めることは、いつでも、どこでもできるので、あえて今すぐに決めなくてもいいことです。

また、自分で自分を諦めてしまうことも、しないようにしたいものです。必ず自己実現しなければならないといったような強迫的なものではなく、自然に自分が自分に対して期待するという思いは、むしろどんな時でも持ち続けていたいものです。

「諦める」ことは「あきらかに見る」という意味もあることを考えれば、簡単に「諦める」ことはできません。

静かな心持ちで判断しなければ、「あきらかに見る」ことなどできないはずです。逆に心が動揺しているような時に諦めてしまうと、適切な判断ではない可能性すらあります。

諦めることが、夢に対してであっても、自分に対してであっても、「あきらかに見る」までは、簡単に諦めることはできないものかもしれません。

私は諦めの悪い自分を諦めました(笑)。

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