一度決めた計画や目標に執着してしまうことがあります。
でも、よくよく考えてみると、こだわっている理由が自分自身でもわからない、そんな時ってありませんか?
よくわからないまま方針がコロコロ変わるのは嫌ですが、こだわるべき理由がないのに、いつまでも一度決めたことに固執してしまうのは、さらに辛いものがあります。
一度決めたことに執着しないで、こだわりすぎずに物事に対応できる考え方をご紹介します。
きっと、今よりも状況に合った柔軟な判断ができるはずです。
軌道修正をためらわない
どうしても、人は一度決めたことに固執してしまいがちで、変えることをためらいがちです。
自分以外の人が決めたことに対しては、そこまで抵抗感はないもので、むしろ「ダメなら変えればいいのに」と簡単に考えることができます。
でも、自分のことになると一度決めたことをくつがえすのって、考えるよりもなかなか難しいものです。
だからこそ、変える必要が出てきた時には、修正や調整することをためらわずに、意識して対応することが大切。
特に、気づいた時点で素早く微調整を加えることは、いつも忘れずにいたいですね。
こだわりすぎない
目標を達成していくうえで、遠くにあるゴールそのものを見つづけるのは大切です。
一方で、最終的な目標を達成していくためには、目の前の小さなタスクを一つずつクリアしていく必要があります。
方針を変えないことは、最初の指向がいくら革新的でも、いずれは保守的になる。
引用:森博嗣『自由をつくる 自在に生きる』集英社
確かに「せっかく時間をかけてここまで考えたのに、今さらそれを変えるなんて」という感情を抱いてしまうことは、本当に多いような気がします。
そこには、「今まで費やしてきた時間や労力を無駄にするのが惜しい」といったような感情もありますね。
ただ、そのようにこだわりを持ちすぎていると、現状を冷静に判断することができなくなってしまいます。
そもそも大切なことは、自分が最終的に到達したい目標を達成することです。
一度決めた計画やこれまでの実績などにこだわりすぎてしまうと、最終的なゴールからどんどん遠ざかってしまいます。
最後の到達地点を常に心に描きながらも、変わり続ける状況に合わせて、計画や目標を修正したり調整したりする思いきりのよさを、持ち続けたいものです。
まとめ
一度設定したことを変えるのは大変なことですが、軌道修正することをためらわないことが大切です。
最終的にゴールすることが重要で、一度決めた計画や費やした時間にこだわりすぎることで、ゴールが遠のいてしまいます。
変化していく状況に合わせながら、計画や実績にこだわりすぎずに、修正や調整を加えながら最終的なゴールに柔軟に進んでいくことが大事です。
それにしても、そもそも方向性が定まらない自分は、軌道修正以前の問題のようです。
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