未経験の新しい仕事を始めたばかりの時など、先輩と比べてしまって自分のスキルの低さや経験のなさに自信をなくしてしまいがちです。
特に経験に関しては、その経験を重ねていくこと以外どうするもできない部分も多く、ただ焦りだけがつのるばかり。
頭ではわかっていても、つい悩んでしまうものです。
人と比較してまだまだ未熟な自分を感じて、自信をなくしてしまった時や劣等感を感じた時に、思い出したい考え方をご紹介します。
今はまだ未熟かもしれませんが、実はそれ武器なんです!
未熟だからふくれあがる可能性がある
人と比べてしまって自信をなくしてしまった時に思い出したい言葉がこちらです。
ぼくに言わせれば、弱い人間とか未熟な人間のほうが、はるかにふくれあがる可能性を持っている。(中略)自分が未熟だからと消極的になってしまったら、未熟である意味がなくなってしまう。
引用:岡本太郎『自分の中に毒を持て』青春出版社
未経験の新しい仕事を始める時に限らず、自分の未熟さを痛感した時など、たびたび思い出したい考え方です。
未熟な自分だからこそ、積極的にならなくてはいけないのです!
未熟であることが武器
未熟さは、まさにこれから成長していくということ。
そして、それは成長していく余地があるということ。
理解していたつもりでも、改めてこの言葉を読み返してみると、未熟な自分が実は可能性に満ちあふれ、完成していないというそのことが武器なのだと気がつきます。
それは、単に仕事や何か特定のスキルに限られた話ではなく、自分の中に抱えているさまざまな未熟な部分というものに対しても同じでしょう。
自分の未熟な面や弱い部分ばかり気になる人というのは、少し視点を変えると、いつも自分の成長や可能性に気づける人ということですね。
年齢を重ねていくうちに、それなりにできることも多くなり、何となく決めた自分の守備範囲の中だけで生きてしまいがちですが、自分が抱えるさまざまな未熟さに、いつでも気づける自分でありたいと思うのです。
まとめ
職場や仕事で自分の未熟さを感じても、その未熟さは、これからふくれあがる可能性があり、成長していく余地があるということです。
今はまだ完成していないというそのことが武器になります。
そして、仕事やスキルに限らず、いつも自分の未熟な面や弱い部分が気なる人は、見方を変えると、いつも自分の可能性に気がつける人ということです。
人として未熟なことに気がついた自分は……。
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