仕事はある程度できるようになったけれど、何かもの足りない。
どんな部分に仕事の意義を感じているのか、わからなくなった。
置かれている状況でさまざまだと思いますが、仕事に漠然と満足できない気持ちになる時ってありますよね?
誰でも一度は感じるであろう仕事のマンネリへの対処法をご紹介します。
今の自分や仕事を見つめなおす、いいタイミングです!
すべてのことにこだわらない
少し仕事に慣れてきたりすると、どうしても代りばえのしない毎日に、気持ちもゆるみがちになります。
このようになってしまう前に、できれば日ごろから自分を奮い立たせておきたいものです。
では、いつも新鮮な気持ちで、目の前の仕事に向き合うためには、どうすればいいのでしょうか?
それは、自分の中に無垢な感性を持つことであり、どんなものに対しても、初めて触れるかのように受け入れる姿勢が求められる。
引用:森博嗣『自由をつくる 自在に生きる』集英社
仕事がほどよくルーチン化できている時などは、どうしてもその慣れ親しんだやり方に落ち着いてしまいます。
実際、自分自身を振り返ってみても、任されている仕事が順調だったりする時ほど、仕事のやりがいを感じられなくなる場合が多かったですね。
業務をルーチン化して、どんどん仕事を効率化していくのは大切ですが、一方で、「できる」や「できない」といったような、自分の思い込みやこだわりに気づけなければ、早い段階で凝り固まった仕事しかできなくなってしまいます。
過去の自分にとらわれない
それにしても、こだわらないというのは、実践しようとするとなかなか難しいものです。
特に、過去にうまくいった仕事のやり方や実績などがあると、どうしても人はそのことにこだわってしまいがちです。
人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。
引用:岡本太郎『自分の中に毒を持て』青春出版社
いくらうまくいったことでも、それにこだわりつづけていると、かえってそのことがその人自身を縛り、のびのびと考えて行動することを制限してしまいます。
だからこそ、極端な成功体験に限らず、日々行っている何気ない仕事にも意識して取り組まないと、マンネリを感じてしまうのでしょう。
まとめ
慣れた仕事のやり方にこだわってばかりいると、すぐに凝り固まってしまい、マンネリを感じてしまいます。
自由な発想で普段の仕事と向き合っていくためには、自分の中のこだわりや思い込みに常に注意を払うようにしましょう。
これまでの成功体験や知識が逆に自分を縛ることにもなります。
そのことを意識し、いつも初心を忘れないで仕事に向き合うことが、仕事でマンネリを感じないようにする秘訣です。
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