会社という組織で働いていると、いろいろな悩みが出てくるものです。
はじめは小さなことでも、積み重なってくると、心が折れそうになることもあります。
人間関係がうまくいかない時。
心ない言葉に傷つく時。
考え出したらきりがありません。
「もう、どうでもいい」
そんな心が折れそうなタイミングで味わいたい言葉をご紹介します。
他人に対してではなく、自分に対してプライドを持つと、少し心が楽になるかもしれません。
本物のプライドを持つ
会社という組織に属している以上、周囲の人との関係性は避けることができません。
よかれと思ってのこととはいえ、まわりからいろいろ言われることもあると思います。
時には、悪意のある言葉に、我慢ができなくなるようなタイミングもあるかもしれません。
他に対して、プライドを見せるということは、他人に基準を置いて自分を考えていることだ。そんなものは本物のプライドじゃない。
引用:岡本太郎『自分の中に毒を持て』青春出版社
もちろん、建設的な意見やこちらのことを思ってのアドバイスには、きちんと向き合わなければならないと思います。
場合によっては、こちらが改めるべきこともあるかもしれません。
でも、周囲の意見ばかりに耳を傾けていると、自分の中の価値観がゆらいでいってしまいます。
すると、だんだん悪い方へと考えが進んでしまい、最終的には自分が間違っていると感じ、自信もなくなってくるものです。
そんな負のスパイラルに入っていってしまうと、前向きな対応もできなくなってしまいますね。
まずは、自分で自分を認めてあげなければ、仕事だけでなく、人生も萎縮してきます。
もしも、そんな状況にいるのなら、この言葉の爆発力は抜群だと思います。
少しずつ、他人の軸から自分の軸へ、意識をシフトしてみましょう。
自分に対してプライドを持つ
組織の中で周囲とのバランスを取りながら、自分自身を認めていくのは、言うほど簡単ではないことです。
でも、他人の基準ではなく、まずは自分がどう感じているのか、という自分の基準を大切しようと自分の中で軸が定まると、ぐっと心が楽になると思います。
自分がどう感じているのかを大切にするとは、つまり、自分を大切にするということです。
これは、自分に対してプライドを持つということでもあります。
まとめ
会社という組織で仕事をしていると、周囲の人からいろいろ言われることもあり、時には、心が折れそうになるタイミングもあるものです。
アドバイスには耳を傾け、自分が改める必要があればそのことを改めつつも、あまりに人の意見ばかり聞いていると、人生が委縮してきてしまいます。
自分の軸をしっかり持って、自分を大切にすることが、本物のプライドです。
それは、自分に対するプライドでもあります。
折にふれ、今の自分が持っているプライドが他人が基準の偽物のプライドなのか、自分が基準の本物のプライドなのかは、常に問いかけていきたいですね。
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