忙しい日々が続くと、つい日常に流されてしまうものです。
少しじっくり考えたいなと思っていても、生活しているうちに、なんとなくあいまいになってしまうことってありますよね?
もしかしたら、それは空気を読んでいないからもしれません。
流されるがままだった日常で、少し立ち止まって空気を読んでみませんか?
流されないために空気を読む
うっかり日常にかまけていると、どんどん流されていってしまいます。
「空気を読め」というのは、僕はとても良いアドバイスだと思っている。常に、社会の流れを把握し、大勢の人たちの動きを観察することは大切だ。そして、空気を読んだうえで、その空気に流されるのではなく、空気に向かって進む。
引用:森博嗣『素直に生きる100の講義』大和書房
読み返すたびに、何も読んでいなかった、自分の怠けた心にハッとするのです。
空気を読んで自分で考える
何も考えずに、ただ流れに身をまかせていくのは、とても楽なことです。
気をつけていないと、すぐに日常生活が何も考えない自動運転になってしまいます。
もしかすると、習慣化して無意識に行動する方が、効率がいいものなのかもしれません。
でも、意識して自分で考えるということをしていないと、人生そのものが社会や周囲の環境に流されるがままになってしまいます。
そうならないためには、ものごとが順調な時でも、ちょっと向かい風の時でも、いつも空気を読むようにしなければならないのでしょう。
単に自分の属している会社や組織の中だけではなく、もっと大きく社会というものの流れに対しての読みというのがポイントですね。
「空気を読む」という言葉は、どちらかと言えばネガティブな印象で、何か自分の意見を押さえつけ、まわりに合わせるようなニュアンスがあります。
でも、このように考えると、その人らしく積極的に生きていくためには、むしろ不可欠な要素なのだと思います。
その読み取った内容をもとに、自分はどのように感じ、どう動いていけばいいのかを、自分で考えることも大切ですね。
まとめ
普段の生活の中で、ただ流されるだけにならないためにも、いつも空気を読むようにしたいものです。
その読み取った空気から、今後どのように動いていけばいいのかを自分で考えるということも大事ですね。
どんな状況の時でも空気を読んで生活することが、自分なりの流れにのって生きていく秘訣なのかもしれません。
ああ、空気を読んで、流されるのは得意なんですが……。
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