会社の人間関係を良くする方法

虫眼鏡、見つける 仕事を頑張る!

会社で仕事をしていると職場での人間関係はつきものです。

物事が順調に進んでいる時は許せることでも、少し忙しくなってきたりすると、急に人の欠点が気になりだします。

自分に余裕がなくなってくると、つい自分以外の誰かのせいにしてしまいがち。

やっかいなのは、いったん人の悪いところを見つけてしまうと、その思い込みを変えていくのは、なかなか難しいということです。

せっかくの人間関係をこじらせてしまう前に、覚えておきたいたった1つの方法をご紹介します。

今すぐにでもはじめたい、そんな方法です。

人は「最高の能力」を持っている

仕事が忙しくなってくると視野も狭くなりがちで、目の前の仕事をどうするかばかりに意識が向いてしまいます。

人間独特の能力というのはいろいろありますが、やはり人のいいところを見つけることが最高の能力ではないか、そう思います。(中略)人並みの知性があればアラなんてすぐに見つかります。なにしろ世界でいちばん可愛い存在は「私」なんですから。

引用:玄侑宗久『しあわせる力 禅的幸福論』角川SSコミュニケーションズ

忙しいことが当たり前の中で、いつの間にか「欠点ばかり」になっていた職場の人たち。

それは、人のいいところを見つけようと「最高の能力」を発揮してこなかった、自分の怠慢でしかなかったのです。

今すぐいいところを見つける

「悪いのはまわりのせい」

恥ずかしながら、仕事が忙しくなってくると、こんなことばかり繰り返していたことを思い出します。忙しいという理由だけで、それこそ「私」のことは棚に上げ、都合の悪いことはすべて「欠点ばかり」のまわりのせいにしていました。

人は意識していいところを見つけようとしないと、自然に悪いところばかりを探してしまうもののようです。

それは、人間関係に限った話ではなく、すべての物事においてそうなのでしょう。

普段から見つけようとしていなければ、忙しい時に見つかるはずもありません。まして、忙しく余裕のない状態であれば、見つけなくていい余計なことまで見つけてしまいます。

何も考えずに自分を棚に上げしてしまっていたのも、意識して生きていない「私」が、無意識に自動運転で生きていたことの証だと言えます。

人のいいところを見つけるのは、意識しないと実践できないことですが、「今すぐ」、「誰でも」はじめることができる、とても簡単な方法です。

この能力を使わずに眠らせておくのは、あまりにももったいないですね。

まとめ

意識して生活していないと、「私」が勝手に人や環境の悪いところばかりを見つけてきてしまいます。

人のいいところを見つけるという人間の持っている独特の能力は、気をつけて生活していないと、普段は眠ったままです。

今すぐ、誰でもはじめることができるとても簡単な方法なので、職場でも積極的に活用して、お互いに尊重できる人間関係を会社で構築していきましょう!

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