よかれと思ってしたことでも、余計なお世話になってしまう時。
そういうつもりで言ったわけではないのに、誤解されてしまう時。
普段仕事をしていると、いろいろと問題が起こるものです。
自分だけで完結しないことも多く、思い通りに物事が進まないと、嫌になってしまうことってありますよね?
そんなつらさを感じるような時の考え方をご紹介します。
問題はすぐに解決できなくても、あなたの人としての深みは増しているはずです。
問題をのりこえた先に深みがでる
問題の渦中にいる時には、つい問題ばかりに目が向いてしまうものです。
そんな時こそ、目線を高く上げて、問題を解決していくことにフォーカスしていきましょう。
「あの人には人間としての深みがあるな」と感じるのは、その深さを克服したと「皺」が物語っているからである。憎しみに歪んだ顔ではなく、静かに笑う顔にときどき現れる皺のことだ。
引用:森博嗣『本質を見通す100の講義』大和書房
大切なことは、問題そのものにとらわれるのではなく、問題を解決していくことです。
つらいからといつまでも問題と一緒に同じ場所にとどまっていては、解決することはできません。
解決した先には、きっと穏やかな笑みで自分を誇らしく思える自分がいるはずです。
問題としっかり向き合う
問題を解決することが大切だと頭ではわかっているものの、簡単に解決しないような問題だったり、相手のことで感情がざわついていたりすると、少しすねたような気持ちにもなってしまいがちです。
解決していくためには、どんなにつらくても、問題としっかり向き合い、自分なりにその問題を受け入れ、のりこえていかなければならないのでしょう。
問題と向き合うことは、自分と向き合うということ。
自分自身と対話をつづけるという孤独なプロセスを経ることで、結果として問題の深みからはい上がり、その人に深みが出てくるんですね。
まとめ
人は生きていると、さまざまな問題を抱えてしまうものです。
時に心が葛藤して、正面からきちんと向き合えないこともあるかもしれません。
ずっと同じ場所で落ち込んでいるのではなく、問題ときちんと向き合い、自分のペースでのりこえていくことが大切です。
感情がざわつくような問題でも、ずっと握りしめているのではなく、きちんと手放していくというその孤独なプロセスを通して、人は深みのある人になれるのでしょう。
ああ、深みを感じない皺が増えてきたのが、最近の問題。
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