ここまでは終わらせないと。
仕事をしていると、つい無理をしてしまうことってありますよね。
特に頑張り屋さんな人ほど、自分はまだまだ大丈夫と思ってしまっていませんか?
仕事で結果を出すためにも、体調管理はしっかりしておきたいものです。
会社で疲れきってイライラしてしまう前に知っておきたい対処法をご紹介します。
疲れを放っておくと、嫌な人になってしまうかもしれません。
疲れていると性格まで悪くなる
ただ、もう気力でがんばるしかない、そんなタイミングは注意が必要です。
そんなときに私は、隊員たちに繰り返しこう伝えました。「人間は疲れると、体調が悪くなるだけでなく、能力が落ち、性格も悪くなる」
引用:下園壮太『自衛隊メンタル教官が教える心をリセットする技術』青春出版社
改めて考えると、いろいろと思いあたることがあります。
期限が迫り、時間に追われ、毎日残業が続くような時。
能力の問題はさておき、確かにその時の自分は、間違いなく性格が悪いです(笑)。
時間の余裕がなくなってくるだけで、イライラしてしまいがちですが、そこに疲労も加わってくると、自分もまわりの人も、ちょっと大変です。
疲れをコントロールする
仕事をしていると、どうしてもがんばらなくてはならない場面が出てくるものです。
突発的なトラブルなど、自分ではなかなかコントロールできないこともあります。
そんな時はどうすればいいのでしょう?
「今日、この時間と人員という条件においてできること、できないこと」を決めておき、それを守ることで、仕事に区切りをつけます。
引用:下園壮太『自衛隊メンタル教官が教える心をリセットする技術』青春出版社
急に取引先から連絡が入ってトラブルへの対応が必要になった時です。
もともと自分で立てていたスケジュールとトラブルの対応をどちらも両立させようとしたのですが、限られた時間でやりくりしようとしてもうまくいかず、結局、もともとのスケジュールをキャンセルすることになってしまいました。
トラブルの対応も中途半端になってしまい、その日では完結せず、翌日以降も事後処理に追われてしまい、とても効率が悪かったことを覚えています。
状況を見極めて、きちんとその日の仕事に区切りをつけていくということは、とても大切なことだと痛感しました。
あくまでも、目指しているのは最終的なゴールであり、目先にある目標やタスクは通過点に過ぎないですからね。
無理な一歩を続けても、ゴールには到達できません。
目標を達成するまで歩きつづけるためには、一歩一歩をしっかりコントロールしていく必要があるんですね。
まとめ
人は疲れてしまうと、体調が悪くなったり、能力が落ちたり、性格も悪くなってしまうものです。結果として、仕事の効率が落ちてしまいます。
そのためには、その日にできることを見極め、仕事に区切りをつけて、疲労をコントロールしていくことが大事。
目指すのは、最終的な目標達成であり、通過点に過ぎない目先の目標やタスクに惑わされないことが大切です。
とりあえず、滞っている仕事は、疲れのせいにしておきます。
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