転職で仕事探しをしている時は、これまでの自分自身をいろいろと振り返ってしまいます。
今でこそ転職に対してそこまでマイナスのイメージはありませんが、それでも何回か転職をしている場合は、何となくその回数が自分でも気になってしまうものです。
自分の職歴をどう説明すればいいのか、自分自身でも戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
豊富な転職経験をマイナスではなくプラスにとらえる、そんな考え方をご紹介します。
人生を歩んでいく時に、その方法やルートは、人の数だけあるもの。
今までの経験は、あなただけしか歩めなかった貴重なものです!
断固とした行動力
人それぞれ、さまざまな理由ややむを得ない事情があったにせよ、転職経験が豊富な人は、それだけ多くのジャンルに興味を持ち、自分で考え、考えただけで終わらせずに実行してきた行動力のある人です。
まったく行動しない人と比べれば、転職の回数が多いということは、決してマイナスなことではありません。
人によっては、軸が定まらないといったマイナスのイメージでとらえる人もいるかもしれません。
確かに、ひとつの会社でずっと仕事をしてきているということも素晴らしいことですし、何回か転職を経験してきている身からすれば、むしろ、憧れのようなものもあります。
でも、何回か転職しいくつかの会社で仕事をした経験を軸がブレているととらえるよりも、その人が持っている行動力の証と考える方がいいと思うのです。
豊富な解決策
転職を経験しているということは、その人が、いくつかの会社で、さまざまな状況を見てきているということを意味しています。
その会社でしか通用しない社内ルールのようなものがありますが、ずっとひとつの会社しか知らない人は、その会社独自のやり方しかわからず、その会社以外では通用しないようなやり方で仕事をしているケースもあるものです。
一方、転職経験者は、多くのシチュエーションを経験する中で、それに応じた対処法や解決策などをたくさん身につけてきているので、さまざまな形でこれまでの経験を活かせることも多いのではないでしょうか。
視野が広い
何回か転職を経験している人は、偏ったものの見方をしないで、いろいろな可能性を幅広く考えられるという、視野の広さを持った人が多いように感じます。
それも、いろいろな組織で、さまざまなケースを見てきたからこそだと思います。
もしかすると、転職したことで通用しなくなったスキルもあったかもしれませんが、やはり違った組織に身を置いたという経験は、俯瞰して物事を見ることができるようになり、その人にとって大きな強みであるといえるでしょう。
もちろん、ひとつの会社でずっとひとつのことを極めているような場合もあり、それはそれで大変貴重です。
どちらにもそれぞれのいい部分があり、どちらか一方が正解ということではないですよね。
まとめ
たくさんの転職経験は、決してマイナスなものではありません。むしろ多くの経験には、さまざまな状況に柔軟に対応できたり、問題を解決するための貴重なヒントが隠されていたりします。
以下、転職経験が特に強みになる、3つの点です。
ここに挙げた以外にも、その人独自の活かせる経験がたくさんあると思います。
ひとつの会社で頑張る人も、転職を重ねながらよりよい人生にしていく人も、人生の歩み方はひとつではありません。
どちらの道も尊重しあいながら、お互いに進んでいきたいですね!
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