電子書籍は素晴らしいですね。
リアルな本と違って場所もとらないですし、仮に今手元になかったとしても読みたいと思えば、今すぐにでも読みはじめることができます。
本当に世の中便利になりました。
正直に言えば、本よりもメリットは多いと、思わず納得しそうになってしまいます。
それでも、気がつくと手に取っているのは、本棚にあったリアルな本。
なぜ?
電子書籍の便利さを享受しつつも、改めて本をおすすめする2つの理由をご紹介します。
まだまだ、リアルな本にも魅力がいっぱい隠れています!
理由1 電源の心配がない
言わずもがなですが、本は電源の心配をする必要がありません。本がそこにある限り、停電だろうと何の心配もなく、現実逃避することができる優れものです。
頁を開いた瞬間に、さっとその世界に没入できる本の力は、さすがに電子書籍といえども敵わないところでしょう。
一方で、暗い所に弱いという弱点はありますが、そんな時こそ「蛍雪の功」を地でいきましょう。電気代も浮かせることができる、おまけまでついてきます。
本もまだまだ侮ることはできません!
理由2 落下(衝撃)に強い
落下に強い点も見逃すことができない本のメリットです。机から落下するくらいではびくともしませんね。衝撃に強く、気軽に持ち運ぶことができるのも魅力です。
冊数が増えてくると少しかさばったり、厚い本などは1冊1冊が重いなどの弊害も出てきますが、本を持つ手が鍛えられていいトレーニングになるなど、自身のマインド次第でメリットに変えることすら可能となります。
本の世界に入り込むあまり思わずページを破ってしまう可能性や、水に濡れないようにしなければならないなどいくつか注意点がありますが、電子書籍の場合も、それを見る媒体に対して破損や水濡れへの配慮が必要になってくるので、その点では同じでしょう。
取り扱いやすさは、まだまだ健在です!
ほかにもいろいろある本の魅力
2つの理由以外にも、本の魅力はまだまだあります。
例えば、電子書籍で読むよりリアルな本で読む方が、内容が理解しやすいことです。よりスムーズに内容が頭に入ってくる感じがします。でも、この点は人それぞれ個人差もかなりあると考えられるので、理由からは除外しています。
また、コレクション的な面もあると思います。全巻揃っていたり、さまざまな本が並んだ本棚は立派で、眺めているだけで飽きません。ただし、電子書籍でもコレクションは可能なため、この点も外しています。
捨てがたいのは、1冊1冊その本が持つ個性やデザイン。装丁といった方がいいのでしょうか。間違いなくリアルな本の大きな魅力で、それこそ千差万別です。この点も見る人のセンスや感性でそれぞれに味わうべき性質のものであることから、理由の中には入れていません。
まとめ
電源の心配がないこと、落下(衝撃)に強いという点は、まだまだリアルな本も実用性があると感じられる理由です。
ほかにも、リアルな本ならではの魅力はありますが、電子書籍と重なる部分もあるため、外しています。個人的には、デザインや装丁という部分は、リアルな本の醍醐味ともいえるものなので、この先も個性的な本がたくさん出版されることを切に願うばかりです。
そもそも、リアルな本であっても電子書籍であっても、書き手が込めた思いや考えを読み手が汲み取って、じっくりと味わうという点では、何ら違いはありません。
結局、本でも電子書籍でも、改めて読書はいいねという思いがさらに深くなりました。
今さら気がついた本のデメリットは、部屋が片づかないことです。
ああ、本好きとしての葛藤はつづきます。
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